コラム
「口内炎が治らない」「水ぶくれが口の中に何度もできる」などといった口内炎や水ぶくれで悩んでいませんか?
このような症状は「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」の可能性があります。
粘液嚢胞は、自然につぶれて小さくなることもありますが、再発することが多く、放置しても治ることは少ないです。
この粘液嚢胞について、症状などをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
舌や唇、特に下唇にちいさな水ぶくれのようなものができることがあります。
この中に溜まっているのはほとんど唾液と言われています。
皮膚の汗腺から汗が出るように、口の中の「大唾液腺」と「小唾液腺」から唾液が分泌されます。
大唾液腺は耳下や顎下・舌下、小唾液腺は口腔粘膜やのどの粘膜に存在しています。
小唾液腺からは細い管が無数に出ており、管を通じて唾液が口内に分泌され、口の中の粘膜を湿らせています。
この小唾液腺から出ている管が傷つくと、詰まったりもれたりして、唾液が正常に分泌されずに粘膜の下に溜まってしまうことあるそうです。
これが「粘液嚢胞」と言われています。
粘液のう胞の原因について
●粘膜を噛んでしまう
物を食べているときなどに誤って唇や頬の内側などを噛んでしまうことがありますね。
この時に粘膜を傷つけてしまい、この傷が治るときに、唾液を出す管が詰まってしまうことによって粘液嚢胞になると考えられています。
また誤って噛んでしまうだけでなく、下唇を噛む癖も粘膜を傷つける原因となるそうなので注意したほうがいいでしょう。
●口内炎
口内炎で粘膜が傷ついても同じように粘液嚢胞の原因となるようです。
口内炎の原因ははっきりとされてないそうですが、ビタミン欠乏、鉄欠乏、ストレス、女性の性周期、遺伝、栄養障害などが症状を悪化させる原因と言われています。
●歯の先端や器具があたる
歯並びが悪いなどの理由から、いつも同じところに歯の先端などがあたっていたり、または歯並びの矯正のための矯正器具や入れ歯などがあたって、粘膜を傷つけてしまう場合も同様に粘液嚢胞の原因として挙げられるそうです。
また、怪我をして歯が欠けたり、虫歯で歯に穴があいたりしても、その欠けて尖った部分が粘膜を傷つけることもあるそうです。
病変を切除してしまう方法です。メスまたは電気メスで行う方法があります。
液体窒素を使い複数回に分けて粘膜を焼いてつぶしてしまう方法です。
レーザーを照射して焼き切る方法です。
色々な治療法がありますがまずはあいあーる歯科にご相談ください。
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