コラム
歯がしみるのは俗に【知覚過敏】といわれてる状態になってしまっているのではないかと思います。
原因は加齢によって起こると思われがちですが、歯磨きの方法や食生活、噛み合わせによっても起こります。そのため、今まで問題なかったとしても、冷たいものや熱いものを食べたときに一瞬歯がしみるのは知覚過敏かもしれません。
知覚過敏は、あらかじめ原因を知っておくことで症状を改善・予防できることがあります。
今回は、知覚過敏によって歯がしみる原因と治療法について詳しく解説します。虫歯や歯周病によって歯がしみる場合との違いについても解説していますので、歯がしみる症状でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
知覚過敏とは、虫歯や歯周病ではないのに歯がしみることや痛むことです。
歯は、神経、神経を覆う象牙質、全体を保護するエナメル質の3層構造になっています。健康な歯の状態であれば、歯全体を硬いエナメル質が覆っているため、歯がしみることや、痛むことはないでしょう。
しかし、内側にあるはずの象牙質が外にでてしまうと、歯がしみる症状がでやすくなります。なぜなら、象牙質は組織がやわらかく、たくさんの穴があいているため、神経に刺激が伝わりやすいからです。そのため、虫歯や歯周病になっていなくても、象牙質が露出することで歯がしみることや痛むことがあるでしょう。
以下のような場面で、知覚過敏の症状がでやすくなります。ひとつでもあてはまる場合、知覚過敏の可能性があります。
1冷たいものや熱いものを食べたとき
2甘いものや酸っぱいものを食べたとき
3歯磨きしているとき
4硬いものを噛んだとき
5しみる症状がでてもすぐ治まるとき
知覚過敏は、虫歯になっていないにも関わらず、冷たいものや熱いものを飲食したときや歯磨きのときに、歯がしみる症状がでることです。知覚過敏は加齢によるものだけでなく、強い力で歯磨きしすぎていることや歯ぎしりや食いしばりなどで歯がすり減っていることが原因で発症します。
対処法としては歯科用のシミ止めを塗っていく、プラスチックの樹脂をくっつけて厚みを出していくいなど治療法はいろいろあります。
知覚過敏は一時的な症状ではあるものの、やわらかい象牙質が露出することで虫歯になりやすいというリスクがあります。また、知覚過敏以外にも、虫歯や歯周病でも同じように歯がしみることがあるため、知覚過敏だと思って放置せず、早めに歯科医院で相談しましょう。
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